BHT

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BHTとは?

BHTは正式名は「ジブシルヒドロキシトルエン」で、別名「ブチル化ヒドロキシトルエン、略称BHT」(Butylated Hydroxy Toluene)です。脂溶性のフェノール類で、抗酸化作用を持っているので、食品や化粧品などに酸化防止剤として使用されています。主として製品中の油性の有機化合物が、空気中の酸素に触れて「自動酸化」して、製品の質を劣化させるのを防ぐために使われます。つまり製品を長持ちさせるための添加物です。

安価で抗酸化性が強いので、多くの食品等に使われていましたが、安全性に問題があり、特に食品では使用が制限されるようになりました。遺伝子に悪影響を与えて催奇形性があるほか、脱毛、皮膚炎、体重減少、異常行動、また発がん性とも関係すると言われます。子供が多量に摂取すると「キレる」もとになるとも言われます。

現在日本では、食品は一部の菓子類や魚介類の冷凍品のみに使用が限られていますが、化粧品その他では広く使用されています。アメリカではBHTの乳幼児の食品への使用は禁止されています。また1970年代以後は、多くの食品メーカーが自主規制しています。しかし化粧品やヘアケア製品では依然多くの製品に含まれていて、またペットフードにも含まれているので問題視されています。カップラーメンの容器に含まれたBHTが健康に害を与えることも指摘されています。

白髪染めに対する効果

白髪染め製品でも製品の質を劣化させないために、一部の製品で使用されています。2006年に50代の男性が「花王のブローネヘアマニュキュア」で脱毛したということで花王を提訴したことがありました。正確な因果関係はわかりませんが、製品にはBHTが含まれていました。

BHTは安全性が疑問視されているにもかかわらず、白髪染めをはじめ多くのコスメ、ヘアケア製品に使用されています。大手メーカーの製品にも含まれています。BHTは食品でも化粧品でも、できるだけ避けようとする人が多くなっている添加物の一つです。

似たような添加物でBHA(ブチルヒドロキシアニソール)というものもあり、同様に酸化防止剤として使用されていますが、これも発がん性がある危険な物質です。BHTとBHAはセットでよく使用されていましたが、BHAは肌に悪影響を与えるので化粧品では次第に使われなくなり、BHTの方がよく使われるようになっています。

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