変性アルコール

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変性アルコールとは?

「変性アルコール」は化粧品の溶剤として使われるもので、多くの白髪染め製品にも含まれています。酒類の成分のアルコール「エタノール」(エチルアルコール)にメタノールなどの変性剤を加えたものが「変性アルコール」と言われます。

なぜ変性剤を混ぜるのかというと、税金を逃れるためです。「エタノール」は飲用のアルコールなので酒税がかかります。明らかに飲用以外の目的で作られた、化粧品用などに使う工業用のエタノールであっても、「飲用防止額」という名目で酒税相当の額が加算されるので、やはりコストがかかります。変性剤を混入して「変性アルコール」とすれば、酒税も飲用防止額もかからなくなり、結果としてコストは10分の1ほどに下げられます。

こうした政治的な仕組みのために作られている変性アルコールですが、現在その仕組みが改変されようとしていて、エタノールであっても飲用目的でないものは酒税相当分がかからないようになりそうです。そのため「変性アルコール」は近い将来無くなって「エタノール」になるかもしれません。

変性アルコールの特徴

「変性アルコール」は化粧品やヘアケア製品の成分を溶かす溶剤ですが、特に化粧品やシャンプーの「さっぱり感」を出したいものには多く配合されます。クレンジング用の化粧品やニキビケアの化粧品などには多く入っています。アルコールが蒸発する際に皮膚の熱を取り去るので、さっぱりした清涼感が得られるのです。

その他、脂肪分の除去、血行促進、抗菌・防腐剤として、また有効成分の浸透などの目的で使われます。変性アルコールは白髪染め製品の多くに、こうした目的のために使用されています。特にヘアマニュキュアと言われるタイプでは、成分を髪に浸透させる大切な役割を果たしています。

デメリットとして、アルコールは皮膚から蒸発する際に皮膚の水分を奪うので、乾燥肌の人は肌荒れを起こすことがあります。また抗菌作用があるのですが、体の免疫系の調子を崩してアレルギーを誘発することがあります。

「変性アルコール」は決して有害なものではなく、抗菌・防腐剤としても、合成した防腐剤などに比べれば安全性は優れています。ただ、乾燥肌で皮膚が弱い人やアレルギー体質の人には影響を及ぼす場合もあるので気をつけた方が良いかもしれません。

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