流動パラフィン

成分一覧

鎖式飽和炭化水素(CnH2n+2)「アルカン」の中で、炭素数が多いものは「パラフィン」と言われます。パラフィンは常温で固形の「固形パラフィン」と液体状の「流動パラフィン」に分かれます。固形のものはクレヨン、ろうそくなどに使われます。

流動パラフィンは、石油原油を蒸留、精製して得られる純度の高い炭化水素の混合物で、無色透明の液体です。重油やアスファルトも同じ工程で得られる炭化水素の一種ですが、カーボンなどの別の夾雑物を多く含み黒色で純度が低いので、別物として扱われます。

「リキッドパラフィン」「ミネラルオイル」「ミネラルオイルホワイト」「ヌジョール」「白色鉱油」など、流動パラフィンは他に様々な言い方があります。

流動パラフィンの特徴

流動パラフィンは、多くの油脂と混合できる、水に溶けない、酸化されない、病原菌やカビに強い、乳化されやすい、潤滑性、浸透性、軟化性、絶縁性、誘電性に優れている、皮膚を保護する性質がある、気泡を防ぐ、消化吸収されない、などといった特徴があります。

こうした性質を生かして、流動パラフィンは、化粧品、医薬品、食品、その他生活雑貨などに広く使われています。食品ではパンを製造する際に、パン種が機械に付着しないようにする「ディバイダーオイル」として使われます。化粧品や医薬品では、クリーム、乳液、軟膏、スプレー薬、練り歯磨き、ファンデーション、ヘアケア製品など多岐にわたって使われていて、白髪染め製品もその一つです。

白髪染めへの効果

白髪染め液をクリーム状、または乳液状にするための溶剤として、また皮膚の表面を保護するために使用されています。ほとんどの白髪染め製品の成分に流動パラフィンが含まれています。

安全性について「流動パラフィンに発がん性物質がある」という話が広まったこともありますが、これは「国際がん研究機関(IARC)」が発がんの可能性のある物質を規定してその中に流動パラフィンが含まれていたためです。そのリストには数千種類のものが含まれていて、日常食べている牛肉やコーヒーなども含まれています。

現在のところ流動パラフィンで健康被害が発生したという例は無く、使用は規制されていません。また食品や化粧品に使用する流動パラフィンは、特に純度が高いものを選んでいます。

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