硫酸トルエン-2.5-ジアミン

白髪染めに含まれる成分のうち、ジアミンと呼ばれる成分には、パラフェニレンジアミン(PPD)、メタフェニレンジアミン、硫酸トルエン-2.5-ジアミンなど、様々な種類のものがあります。どれも似た特徴をもち、多くの製品で使用されています。人の体に非常に強い作用のある成分ですので、その働きをよく知っておくことが大切です。

ここでは、硫酸トルエン-2.5-ジアミンを中心に、白髪染めへの効果と化学的特徴について説明します。

白髪染め成分としての効果

白髪染めを含むヘアカラーで美しい発色を実現します。また、バリエーションに富んだ髪色を作り出すことを可能にし、ヘアカラーがきれいに仕上がるのも、硫酸トルエン-2.5-ジアミンなどのジアミン成分の効果です。
この成分は、単独でそのままでは色を作り出せません。酸化剤を加えて酸化させることで髪を染める色を発色させることができます。

自宅で2種類の液などを混ぜて染料を作るタイプの製品は、ほぼこの酸化の過程をユーザーが自宅で行うものです。2つの液などを混ぜると色が変わることからも分かりますね。酸化剤には主に過酸化水素が使用されています。つまり、硫酸トルエン-2.5-ジアミンなどのジアミン成分 + 酸化剤の過酸化水素 の化学反応(酸化)で、髪を染める色素を作り出すのです。

そのため、このようなタイプの製品は「酸化染料」と呼ばれています。髪を染める時間が短く済み、髪の内部まで染め上げるので、染めた色が長持ちする特徴があります。

ジアミン成分の化学的特徴

髪への美しい発色と長期間の色持ちを可能にするジアミン成分ですが、中には医薬用外劇物に指定されているものもあります。皮膚のかぶれやアレルギー、粘膜への刺激が指摘されていますが、髪染めを繰り返すことによって体内に蓄積されることも知られています。そのため、突然ショック症状を起こしたり、内臓などに影響を及ぼすこともあります。

主に使用されているのはパラフェニレンジアミン(PPD)ですが、硫酸トルエン-2.5-ジアミンはそれよりも皮膚や粘膜への強い刺激があります。また、空中へ気化しますので呼吸によって吸い込んでしまい、のどを痛めたり喘息を起こしたりしてしまうこともあります。発がん性も指摘されている医薬用外劇物ですので、年齢を重ねた方や子供の近くでの使用には注意が必要です。

成分一覧
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